愛情 その証明
普段、ぶっとんだ事をしたり発言したりと、迷走ばかりのように見える流星さんですが、同時平行で色々考えていたりします。
色々な…まるでドラマに出てくるような残念な結果に終わった前の恋愛のお相手。途中から実る事のない付き合いとわかりつつ進んで、楽しい思い出を沢山くれて、お互いに好きであって、なお別れる結末をくれたお相手ですが。正直納得していない部分もありましたが、憎む事は、とうにやめました。共に歩まぬ以上、決して正当性を証明できない人を責めるのは、あまりに酷なのです。
多分、今まで付き合った人達の中で、もっとも、愛情を理論と感情で示してくれた相手でした。その人の言葉を、良く思い返すのです。
皆さんも、自分の事を好きか、と相手に問うことは、必ずあると思います。勿論、その瞬間は相手も自分を好きな訳で、好きだと言うでしょう。その時点では、ずっとずっと好きでいるつもりですから、絶対に愛情が消えない、とまで言い切る人もいます。
でも、現実、それが果たされる事は少ないです。片方が、より良い相手を求め、手に入れれば、そこで感情が切り替わるのも事実。
それを、あえてせずに我慢する事も、愛情の一つかもしれませんが、前の恋愛のお相手は、その我慢をせずに、共にあり続ける証明を求めました。自然に、好きでいる事を、理論的に証明する訳です。
外見が好きなら…と思う人もいるでしょう。でも、同じような外見の人も多ければ、その時点で最高と思っていても、いつかそれ以上に好みの人が現れる可能性は、否定できません。遺伝子の世界のお話ですし、整形という手法も世の中にある以上は、その可能性も無限になってしまいます。
内面が好きなら…と思う人もいるでしょう。でも、実際は100%を好きな訳ではなく、その人の性格の傾向を好んでいる事を、自覚せねばなりません。と言うことは、似ている性格の傾向を持つ誰かを、好きになってしまう可能性があるわけです。
ならいっそステータスで…と思う人もいるでしょう。でも、それこそ唯一無二のステータスを持つ人はいません。
案外、難しいでしょう?絶対的な答えが、なかなか見つかりません。
まあ、これで今、お付き合いしている人との仲を考え直したりはしないでください(笑)愛情というものを、理論的に見つめて見るのも難問で面白いですよ、というお話です。
そして、流星さんにとっては、今までお付き合いしてきた人たちを、心から嫌いになってもいません。忘れてる事はありますけど(笑)これを、次に誰かと付き合うときに、裏切りだ、と言われてしまうと困ってしまうのですが、だからと言って連絡をとろうとも思いませんし、来ても、素敵な恋愛経験をくれて、なおかつ別れた後も、普通なら憎さが沸くところを、それを抑えて好んでくれる相手、という記号で見ることにしてます(まあ、今のところ、それは稀有な話ですが)。
これは、自分の中の答えの理論的な片鱗と思っています。
流星さんは、答えをずっと探します。答えを求めるのは好きなので、きっと、死ぬまで求め続けると思われます。
そんな訳で。
もっと手前でお悩みの方。ちょっと流星さんの思考を役立ててみませんか?
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